祖父との夏

幼少の頃は、スケッチブックと鉛筆さえ持たせていれば全く手のが掛からない子供だったそうです。自然が好きな祖父の影響で、夏中ずっと祖父の別荘へ連れて行ってもらい、森を駆け回って過ごしました。

その日みつけた草花や、祖父が撮り溜めた動物のドキュメンタリービデオを見ては想像を膨らませて、動物の絵を描いて過ごしていました。当時のイチオシは”馬”で、動物園に行っては何度も引き馬に乗せてもらい、観察しました。